日本対外文化協会ジャーナリスト会議・日ロ・学術・報道関係者会議




視察
(年代順)
会議

























ロシア視察代表団
日ロジャーナリスト会議・国際問題専門家視察代表団


  「日ロジャーナリスト会議・ジャーナリスト・国際問題専門家視察代表団」の前身:「日ソジャーナリスト会議」について  (第1回:1982年11月〜第10回:1991年3月)

  日ソジャーナリスト会議は、日本側が対文協と共同通信社が、ソ連側はノーヴォスチ通信社が中心となって組織し、日ソの代表的マスコミ各社の代表的ジャーナリストが年に一度会議を行いました。

第1回モスクワ1982年 11月11日・12日
第2回東京1983年 12月5日・6日
第3回モスクワ1984年 12月2日・3日
第4回東京1985年 10月22日・23日
第5回モスクワ1986年 11月18日・19日
第6回東京1987年 12月21日・22日
第7回モスクワ1988年 11月14日・15日
第8回東京1989年 11月28日・29日
第9回モスクワ1990年 11月12日・13日
第10回東京1991年  3月28日・29日


 

  第1回(1992年9月)〜現在

ソ連邦崩壊後のロシア、旧ソ連共和国の視察のために、1992年9月、ロシア東欧記者会に属するマスコミ各社のロシア担当の論説・解説委員を中心とするジャーナリスト・国際問題専門家視察代表団を組織し、ロシア、ウクライナ、カザフスタンの三国を訪問しました。その1年半後の1994年3月、第2回視察代表団において、ロシア誕生後はじめての「日ロジャーナリスト会議」を実施しました。それ以後、年に1度ジャーナリスト・国際問題専門家視察団がロシアを訪問するたびに、現地のジャーナリストと意見交換を行って来ました。96年の第4回ロシア視察団からは、ロシアジャーナリスト同盟の協力を得ることになりました。

  ◇(第1回)ジャーナリスト・国際問題専門家、ロシア・ウクライナ・カザフスタン視察団

1992年9月1992年8月31日〜9月10日

  モスクワ、キエフ、アルマータの各都市を訪問。共同通信、論説副委員長、高橋実氏を団長に、10名(朝日、毎日、読売、日経、産経、日本テレビ、青山学院、教育社、電通など)が参加。ウクライナでは、クラフチューク大統領、ジレンコ外相等と会見。カザフスタンではナザルバーエフ大統領とパオの中で昼食を摂りながら会談。モスクワでは、ショーヒン副首相、ヴォーリスキーロシア産業・企業家連盟総裁、A.ヤコブレフ氏(ゴルバチョフ財団副総裁)他と会見。

  ◇(第2回)日ロジャーナリスト会議ロシア視察代表団

1994年3月24日〜4月3日

  ロシアのウラジオストク、ニージニーノヴゴロド、モスクワの3都市を訪問。日経論説委員、ロシア東欧記者会代表の斎藤哲氏を団長に、9名(朝日、読売、毎日、産経NHK、NTV、青山学院、ロシア専門の評論家など)が参加。沿海州ナズドラチェンコ知事、ニージニーノヴゴロドのニェムツォフ知事、ロシア共産党ジュガーノフ党首、ロシア環境保護・天然資源相のダニーロフ=ダニリヤン氏、ロシア国営テレビ「オスタンキノ」総裁A.ヤコブレフ氏他と会談。3月28日、モスクワ放送会議室でロシアの代表的マスコミ10社以上が参加する日ロジャーナリスト会議を実施、ジャーナリスト会館で日本関係者も含め懇親会。

  ◇(第3回)日ロジャーナリスト会議ロシア・トルクメニスタン視察代表団

1995年4月3日〜13日

  日経論説委員の斎藤哲氏を団長に、他7名(朝日、毎日、読売、産経、NHK、青学教授、ロシア専門の評論家など)が参加。ロシアのエカテリンブルグ市、モスクワ市、トルクメニスタンのアシガバード市を訪問。スヴェルドロフスク州知事のストラーホフ氏、同州議会議長ロッセリ氏、ロシア下院のルィプキン議長、議員のルキヤーノフ氏、イリーナ・ハカマダ氏他と会見。

  ◇(第4回)日ロジャーナリスト会議、ロシア視察代表団

1996年8月28日から9月8日

  日経論説委員の斎藤哲氏を団長に、9名(朝日、毎日、読売、産経、NHK、NTV, 青学教授、ロシア専門評論家)が参加。モスクワとタタルスタン共和国のカザンを訪問。タタルスタン国会議長・ロシア連邦会議副議長のリハチョフ氏、ジュガーノフ共産党党首、ストロヴォイトヴァ下院議員、ロフリン下院国防委員会議長他と会見。ミール等宇宙ステーション生産工場、国立宇宙科学生産センターなども見学。

  ◇(第5回)日ロジャーナリスト会議、ラトヴィア・ロシア視察代表団

1997年8月30日〜9月8日

  モスクワ、リガを訪問。斎藤哲氏を団長に、5名(毎日、読売、NHK、ロシア専門教授、元内閣広報官)が参加。ラトヴィア大統領のグンティス・ウルマニス氏、外相のV.ビルカウス氏、ロシア下院議長セレズニョフ氏、ヤーブロコ代表のヤブリンスキー氏、ストロヴォイトヴァ下院議員他と会見。9月5日には、ロシア側ジャーナリスト12名と共にジャーナリスト会館で会議。

  ◇(第6回)日ロジャーナリスト会議、ロシア・グルジア視察代表団

1998年12月2日〜12日

  NHK解説委員、ロシア東欧記者会・モスクワ会代表幹事の植田樹氏を団長に、7名(毎日、朝日、日経、ロシア専門評論家、大学教授など)が参加。グルジアではシュワルナッゼ大統領、ロルトキパニッゼ国務大臣、ジャヴァニア国会議長などと会談、モスクワでは、「ヤーブロコ」のイワネンコ副会長など政治家をはじめ、代表的マスコミ各社の編集長たちと会談。宇宙における長期滞在の人体に対する影響を研究し、宇宙飛行士訓練などを行うロシア医学・生物学研究所などもを訪問。

  ◇(第7回)日ロジャーナリスト会議、ロシア・ベラルーシ視察代表団

1999年12月4日 〜12日

  NHK解説委員の植田樹氏を団長に、下斗米伸夫(法政大教授、朝日新聞客員論説委員)、三瓶良一(毎日新聞論説委員)、新井康三郎(元立命館大学教授、評論家)、斎藤哲(元日本経済新聞論説委員、評論家)、高橋実(元共同通信論説副委員長、評論家)、伊東孝之(早稲田大学教授)の各氏が参加。対文協から長島七穂事務局員が同行。

  ◇(第8回)日ロジャーナリスト会議・国際問題専門家ロシア・アゼルバイジャン・(ラトビア)視察代表団

1999年12月4日 〜12日

  モスクワ・バクー・リガ訪問。日本経済新聞論説委員、日ロ東欧記者会・モスクワ会代表幹事の小田健氏を団長とする、三瓶良一(毎日)、下斗米伸夫(朝日、法政大学教授)をはじめとするロシア専門家(新井康三郎、平野裕、高橋実、河野健一、亀田進久)の9氏からなる代表団に、対文協事務局から長島七穂が同行し、モスクワ、アゼルバイジャンの首都バクーを訪問した。これに続いて代表団の一部はラトビアのリガを訪問した。モスクワでは、セルゲイ・イワネンコ(ヤーブロコ副議長)、イワン・メリニコフ(共産党副議長)をはじめとする政党代表、セレズニョフ下院議長、ルシコフ.モスクワ市長、その他の政治家や、新興財閥、シベリア・アルミニウムグループ会長のデリパスカ氏など財界代表、トレチャコフ独立新聞編集長、ロシアジャーナリスト同盟ボグダーノフ議長をはじめとするマスコミ関係者たちと会談し、反戦組織として知られ民間団体「兵士の母の会」本部などを訪問した。バクーでは、ナスルラエフ・アゼルバイジャン経済相やハラホフ外務次官をはじめとする与党政治家と会見する一方、アゼルバイジャン社会民主党副議長などの野党政治家と会見し、「ゼールカロ」新聞社を訪れ、アゼルバイジャンの代表的マスコミ関係者と話し合いの機会を持った。ラトビアのリガでは、東海大学平和戦略国際研究所の武田洋平助教授等がラトビア大学で開催した日本文化週間に参加し、学生たちへの講演会を行うと同時に、ラトビア大学図書館で日本対外文化協会と大学図書館が共催した元日本人外交官が復刻したロシア語名著の図書展「片山醇之助展」のオープニングに出席した。また、日刊新聞社「ディエナ」訪問し、ペーテルソネ文化大臣等との会見なども行った。

  ◇(第9回)日ロジャーナリスト会議・国際問題専門家ロシア・ウクライナ視察代表団

2001年9月23日〜9月30日

  日本経済新聞論説委員、日ロ東欧記者会・モスクワ会代表幹事の小田健氏を団長に、ロシア問題の専門家・評論家の平野裕、斎藤哲、大学教授の中澤孝之(長岡大学)、高山哲(中部大学)、永綱憲悟(亜細亜大学)の各氏が参加し、対文協から長島七穂事務局員が同行して、モスクワとウクライナの首都キエフを訪れた。  モスクワでは、カーネギー国際平和財団の主任研究員、リリア・シェフツォーワ女史、アメリカ・カナダ研究所のノーソフ所長などの国際門段専門家や、ペレストロイカの生みの親でもあるA.ヤーコブレフ「民主主義」基金総裁、下院国際問題委員会コサチョフ副委員長、ロシュコフ外務次官などと会見した。また、「ロシア兵士母の会」のメーリニコワ代表、私立大学「モスクワ外国語大学」のヴォロダルスカヤ学長との会見やロシアジャーナリスト同盟のボグダーノフ議長他と意見交換も行った。ウクライナでは、セミノジェンコ副首相をはじめ、ウクライナ社会党党首モロズ氏や野党「バティキヴシナ」のテモシェンコ党首、「我がウクライナ」のユシェンコ党首等と会見した。また、レオニード・クラフチュク元大統領とも会見し、ソ連邦崩壊に至った91年秋のロシア、ベラルーシ、ウクライナの三大統領の協議の模様などについて話を聞いた。    

  なお、2003年4月からは、この視察代表団から会議部分「日ロ・学術・報道関係者会議」を独立させ、視察を別途実施することになりました。

  ◇(第10回)日ロジャーナリスト会議・国際問題専門家ロシア視察代表団

2003年4月12日〜16日

  参加者:   モスクワでの第1回日ロ・学術・報道関係者会議に出席した斎藤哲(元日経新聞)、下斗米伸夫(法政大学教授)、平野裕(元毎日新聞)、溝端佐登史(京都大学教授)、陸口潤(東京・中日新聞)の各氏。事務局から長島七穂が同行。

  訪問先:   サマラ州ジャーナリスト同盟の招待で、モスクワから東南約860キロメートルのヴォルガ川沿いにある人口130万人の工業都市、サマラ市を訪問。第2次世界大戦、日本大使館の疎開先だった音楽学校、ソ連政府用に作られた地下防空壕、ロシア国営宇宙ロケット工場「プログレス」社、商業銀行「ソリダリノスチ」等を訪問・見学。カザコフ・サマラ州副知事、サマラ州議会サザーノフ議長などと会見し、地元ジャーナリストたちとの懇談会を実施。4月15日にモスクワへ戻り、ロシア下院を訪れ、外交委員会のK.コサチョフ副委員長と会見。

第1回日ロ・学術・報道関係者会議

  ◇(第11回)日ロジャーナリスト会議・国際問題専門家ロシア視察代表団 .

2004年9月11日〜14日

  参加者:   第2回日ロ・学術・報道関係者会議に出席した藤本和貴夫・大阪経済法科大学教授、平野裕・対文協常務理事、中澤孝之長岡大学教授、小田健・日本経済新聞論説委員、大野正美・朝日新聞論説委員、斎藤哲日大経済学部講師、高山智・中部大学国際関係学部教授、谷口一郎・読売新聞調査研究本部総務の各氏と長島の9名。

  訪問先:   サンクトペテルブルク市  軍港都市クロンシュタット・プーシキン市(ツァールスコエ・セロー)市を訪問、エルミタージュ劇場でバレエ「ジゼル」鑑賞。ロシアの帝室陶器工場であり、現在は株式会社となった「ロモノーソフ陶器工場」、工場内のエルミタージュ美術館の陶器部門の分館博物館などを見学した後、工場内の作業場を見学。ペテルブルク市庁舎内で、マトヴィエンコ知事の側近として知られる市行政府、印刷物・マスコミ関係委員長のアーラ・ユーリエヴナ・マニーロヴァ氏と会見。10月革命司令部の置かれたスモーリヌィ博物館(市庁舎内)を見学。ジャーナリスト会館で、サンクトペテルブルク「論拠と事実」紙編集長のV.ペトロフ氏、ペテルブルク第6チャンネル社長のV.マシェンジノフ氏、映像ジャーナリストのA.レーピナ氏や、ジャーナリスト同盟事務局長のシャルコワ氏などと懇談。






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日ロ・学術・報道関係者会議

2003年より開始された「日ロ・学術・報道関係者会議」は、これまでの日ロジャーナリスト会議の流れを組みながらも、停滞しがちな日ロ関係を打開し、日ロの国際問題専門家や両国の世論形成に影響力のあるジャーナリスト・評論家たちが率直に意見交換を行い、日ロの相互理解を深め、協力の可能性を探ることを目的としています。







◇ (第5回) 会議  「ユーラシアの新しい風」

  2007年9月16日から訪ロした第5回日ロ学術・報道関係者会議(日本対外文化協会主催、ロシア外務省付属・国立モスクワ国際関係大学、ロシアジャーナリスト同盟共催、国際交流基金助成)ロシア視察代表団は、5日間の日程の後、22日に帰国した。

  日本側代表団メンバー:15名。

氏名(敬称略)肩書き
団長小田 健日経新聞論説委員、編集委員
下斗米伸夫法政大学教授
飯島 一孝毎日新聞外信部編集委員
望月 喜市北海道大学名誉教授
山内 聡彦NHK解説主幹
名越 健郎時事通信編集局外信部長
鈴木 博信桃山学院大学教授
石郷岡 建日本大学総合科学研究所教授
藤本 和貴夫大阪経済法科大学学長
斎藤 哲日経新聞社社友、日ロ懇幹事
趙 宏偉法政大学教授
小澤 治子新潟国際情報大学
藤巻 裕之東海大学講師
宮脇 磊介 世界平和研究所研究顧問
長島 七穂日本対外文化協会
現地参加者三宅 利昌共同通信モスクワ支局長
大野 正美朝日新聞モスクワ支局長
日向寺 康雄ラジオ「ロシアの声」日本課主任アナウンサー

※ 2007年9月17日- 20日

  訪問・会見

  ・ウラジーミル・E.チューロフ・ロシア連邦中央選挙管理委員会委員長

  ・北朝鮮核問題担当ロシア外務省特別大使のウラジーミル・ラフマーニン氏

to Politkovskaya

  ・ロシア外交アカデミー学長、元日本大使のアレクサンドル・パノフ氏

  ・国家戦略研究所創設者、スタニスラフ・ベルコフスキー氏

  ・「収容所歴史博物館」(ペトロフカ通り、16番)見学

  ・国際経済国際関係研究所・国際安全保障センター長、アレクセイ・アルバートフ氏

  ・モスクワ南西ヤーセネヴォのハイパーマーケット見学

  ・クレメニューク・アメリカ・カナダ研究所主任研究員

  ・ラジオ「エコー・モスコウ」、アレクセイ・ヴェネディクトフ編集長

  ・9月開店の韓国デパート「ロッテプラザ」モスクワ店

  ・「ノーヴァヤ・ガゼータ」紙、パーヴェル・フェリゲンガウエル評論員

  ・コンスタンチン・コサチョフ下院外交問題委員長

※ 9月20日10時〜19時30分

 日ロ学術・報道関係者会議:「ユーラシアの発展の道を模索する」

 第5回会議テーマ「ユーユーラシアの新しい風」

 於:モスクワ国立国際関係大学

 開会挨拶・報告:アレクセイ・ボゴトゥーロフMGIMO 副学長 および 下斗米伸夫・法政大学教授

  第1部   「北東アジアの地域協力」

  日本側報告:

  名越健郎氏:「東アジア共同体は可能か」

  宮田謙一氏:「ポスト安倍の日本の政治状況」を下斗米氏代読

  ロシア側報告:

  ロシア上院議員、元ソ連外務次官、前ロシア中国大使のイーゴリ・ロガチョフ氏「北東アジアにおけるロシア政策の諸問題」、

  ゲオルギー・クナッゼ国際経済国際関係研究所主任研究員「日ロの政治状況とユーラシア情勢」

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  第2部   「アジアにおける国際協力」では、小田健・日経論説委員が「ロシアは投資環境整備に努力を」との報告を行い、ロシア科学アカデミー国際経済国際関係研究所のF.クナッゼ主任研究員が「北東アジア情勢とロ日協力」について報告した。

  日本側報告:

  石郷岡建氏:「日本から見たユーラシアの政治力学の変化」、

  趙宏偉氏:「ユーラシア国際関係の新段階」

  ロシア側報告:

  アレクサンドル・ヴォロンツォフ東洋学研究所朝鮮・モンゴル部長「北東アジアにおける国際関係の現況」

  アレクサンドル・ルキンMGIMO東アジア・上海協力機構研究センター長「ユーラシアにおける国際協力の新しいファクターとしての上海協力機構」

  討論

  ロシア側からA.N.カルネーエフ、モスクワ大学アジアアフリカ諸国大学副学部長、N.M. ラティポフ、ロシア外務省第2アジア局日本課長、アンドレイ・カルネーエフ、モスクワ国立大学、アジア・アフリカ諸国大学、副学部長、ユーリー・ドゥビーニンMGIMO国際関係・ロシア外交政策学部教授、アンドレイ・オストロフスキー:極東研究所副所長等も参加した。 また、日本大使館2等書記官武田義憲氏、北海道大学スラブ研究センター博士課程の加藤美保子氏も会議に現地参加。


※ 2007年9月21日

  訪問・会見

  ・ウラジーミル・E.チューロフ・ロシア連邦中央選挙管理委員会委員長

  ・赤の広場、グム百貨店、聖ワシーリー寺院、見学。

  ・19:20、空港より帰国の途につく。(22日、成田着)




◇ (第4回) 会議  「北東アジアの発展と安定」

  2006年10月16日から訪ロした第4回日ロ学術・報道関係者会議(日本対外文化協会主催、ロシア外務省付属・国立モスクワ国際関係大学共催)ロシア視察代表団は、5日間の日程を終えて22日に無事帰国した。

  日本側代表団メンバー:18名。

氏名(敬称略)肩書き
団長小田 健日本経済新聞論説委員
下斗米伸夫法政大学教授
飯島 一孝毎日新聞外信部
石郷岡 建日本大学教授
宮崎 英隆東海大学教授
中澤 孝之時事総研客員研究員
中野 潤三鈴鹿国際大学教授
小澤 治子新潟国際情報大学教授
斉藤 治子ユーラシア研究所長
斎藤 哲一橋大学大学院講師
鈴木 博信桃山学院大学教授
岩下 明裕北海道大学スラブ研究所教授
永綱 憲悟亜細亜大学国際関係学部教授
三宅 利昌共同通信モスクワ支局長
池上 雅子ストックホルム大学アジア太平洋研究所長
原貴 美恵カナダ・ウォータールー大学教授
机 文明法政大学博士課程
長島 七穂日本対外文化協会

※ 2006年10月17日

  訪問・会見

  ・カーネギーモスクワセンターのリリヤ・シェフツォーワ上級研究員

  ・投資会社「トロイカ・ダイアログ」の主任エコノミストのE.ガブリレンコフ氏アナリストのG.サリモフ氏,アナリストのG.サリモフ氏

  ・世論調査会社の「ロミール・モニタリング」社のA.ミレーヒン会長等

  ・「ノーヴァヤ・ガゼータ」紙編集局を訪れ、副編集長のV.ヤロシェフスキー氏(10月7日に殺害されたアンナ・ポリトコフスカヤ女史の弔問)

to Politkovskaya

  ・アレクサンドル・ニコラエヴィチ・パノフ現ロシア外務省付属、外交アカデミー学長

Mr.Panov

※ 10月18日

  10時より国立モスクワ国際関係大学(MGIMO)において、「北東アジアの発展と安定」を総合テーマとする第4回日ロ学術・報道関係者会議が、A.ルキンMGIMO東アジア・上海協力機構研究センター長をロシア側議長、下斗米伸夫教授を日本側議長として開催された。A.メリヴィリ同大副学長、下斗米教授の開会の挨拶

  第1部   「ロ日関係の展望」では、日本側から小澤治子氏・新潟国際情報大学教授が「日ロ関係の今後、平和条約問題について」、東洋学研究所のE.モロドニャコーワ日本研究センター長が「1990年代のロ日関係と21世紀の両国関係の展望」について報告した。

  ついで、石郷岡建氏が「安部新首相と日ロ関係」、極東研究所の日本研究センター長のV.パブリャテェンコ氏が「ロ日関係の戦略的優先課題」について報告した。

  昼食後も日ロ関係について日本側から宮崎英隆氏、現地参加したストックホルム大学の池上雅子アジア太平洋研究所長、カナダウォータールー大学の原喜美恵教授等も発言し、討論が続けられた。

  第2部   「アジアにおける国際協力」では、小田健・日経論説委員が「ロシアは投資環境整備に努力を」との報告を行い、ロシア科学アカデミー国際経済国際関係研究所のF.クナッゼ主任研究員が「北東アジア情勢とロ日協力」について報告した。

  後半は、現地参加の北海道大学の岩下明裕教授の報告「日ロの国際協力:現状と希望」、MGIMO東洋学部のV.デニソフ教授が「朝鮮の核危機、必要とされる緊急な建設的措置」との報告を行い、活発な討論が行われた。会議終了後は、同大学において立食懇親会を行った。

会議-1 会議-2


※ 10月19日

  スクワ市庁舎の会議ホールで開催された日ロ協会・ロシア21世紀委員会共催の日ロ国交回復50周年記念の日ロフォーラムに代表団メンバーも自由参加という形でオブザーバー参加した。

※ 10月20日

  スクワの新高層ビル街建設中の「モスクワ・シティ」を見学、石油パイプライン建設・管理会社の「トランス・ネフチ」社のV.タブレーエフ氏、連邦会計監査院のS.ステパーシン総裁、下院の国際問題委員会のK.コサチョフ委員長等と会見した。

  Mr.Stepashin

※ 10月21日

  スクワのイスラム寺院「サヴォールナヤ・メテェーチ」の見学、ラジオ放送局「エコー・モスコウ」のヴェネディクトフ編集長と会見し、昼食後、帰国の途についた。


 コサチョフ氏



◇ (第3回) 会議  「北東アジアの発展と安定」
-- 日・中・露三国関係と朝鮮半島情勢 --

  2005年9月14日〜15日、モスクワ国立国際関係大学MGIMOにおいて、国際交流基金の助成を受けて第3回会議が実施された。日本対外文化協会が主催し、ロシア・ジャーナリスト同盟、ロシア外務省付属・国立モスクワ国際関係大学が共催して行われた。

  表団メンバーの多くは、9月11日に日本を発ち、モスクワ入りし、15日夕方モスクワを発ち、16日、成田に到着した。

  日本側代表団メンバー:16名。

氏名(敬称略)肩書き
日本側座長下斗米伸夫法政大学法学部教授
趙 宏偉法政大学キャリアデザイン学部教授
藤本和貴夫大阪経済法科大学学長、大阪大学名誉教授
菱木 一美広島修道大学法学部国際政治学科教授
飯島 一孝毎日新聞紙面審査委員長
石郷岡 建日本大学総合科学研究所教授
伊東 孝之早稲田大学政治経済学部教授
小牧 輝夫国士舘大学21世紀アジア学部教授
望月 喜市北海道大学名誉教授、日ロ北海道極東研究学会代表幹事
永綱 憲悟亜細亜大学国際関係学部教授
斎藤哲日本経済新聞社社友、日大経済学部講師
中澤 孝之時事総研客員研究員
斎藤 哲日経新聞社社友、一橋大学大学院非常勤講師
植田 樹元NHK解説委員、フリージャーナリスト
山田 清志東海大学教養学部教授、東海大学国際戦略本部副本部長
長島七穂日本対外文化協会

※ 2005年9月14日

  斗米伸夫・日本側議長とA.ルキン・ロシア側議長(MGIMO東アジア・上海条約機構研究センター長)の開会の挨拶の後に会議が行われた。

  10:00〜10:30会議第1部:北東アジアの発展と安定のための日中ロ協力

  に参加できなくなった小島朋之・慶応大学総合政策学部長の基調報告「胡錦涛政権の国家戦略:中国の内政と外交」を下斗米議長が代読し、ついで趙宏偉・法政大学教授が「胡錦涛の外交政策」、小牧輝夫・国士舘大学教授が「6カ国協議の再開と今後の行方」との報告を行い、菱木一美・広島修道大学教授等が発言した。ロシア側からはルキン・MGIMO助教授、S.G.ルジャーニン・MGIMO東洋学講座教授、V.I.デニーソフ・MGIMO教授に加え、訪ロ中の中国人教授(長春大学)等が議論に加わった。

  14:00〜16:00会議第2部:日ロの北東アジア、シベリア・極東開発のための経済協力

  16:15〜17:45斎藤哲氏(日経新聞社社友)が「北東アジア開発のための経済協力」、望月喜市・北大名誉教授が「中国のエネルギー政策と日本の対応」と題する報告を行った。ロシア側からはA.F.モチューリスキー氏(ロシア外務省上級顧問)等が発言。

  10:30〜12:00会議第3部:プーチン大統領訪日を前にした日ロ関係の現状と展望

  斗米教授が基調報告を行い、永綱憲悟・亜細亜大学教授、小田健・日本経済新聞説委員が発言。ロシア側からはG.F.クナッゼ・国際関係国際経済研究所主任研究員、S.V.チュグロフ・MGIMO国際ジャーナリズム学科長、I.A.ラズモフスキー「トリブーナ」紙外報部記者等が発言した。

※ 9月15日(木)

  10:30〜12:00 講演会  MGIMO 大講義室

  MGIMOの国際関係・政治学科生、50-60名を対象に、タチアーナ・グレーヴィチ・日本語用頭語講座主任教授の司会で講演会を行った。藤本和貴夫・大阪経済法科大学学長が「1925年日ソ基本条約の締結と世論」、飯島一孝・毎日新聞紙面審査委員長が「衆院選挙後の日本の行方」について講演した。


  視察・会見

  自動車メーカー「ルノー」モスクワ工場の見学、ロシア連邦統計局人口問題部長I.A.ズバルスカヤ女史との会見。

  国家戦略研究所のS.A.ベルコフスキー所長、「政治」基金総裁のV.A.ニコノフ総裁、ロシア国防省機関紙『赤い星』のN.N.エフィーモフ編集長等と会見。

  カーネギーモスクワセンター主任研究員のL.F.シェフツォーワ女史、G.V.ボース・ロシア下院副議長(カリーニングラード州新知事)と会見。

会議場 講演会 赤の広場で



◇ (第2回) 会議  「北東アジアの発展と安定」
-- 二期目のプーチン政権と朝鮮半島情勢 --

  9月10日〜11日、昨年4月の第1回会議と同様、モスクワの国立モスクワ国際関係大学MGIMOにおいて開催された。主催者は、日本対外文化協会、ロシアジャーナリスト同盟、国立モスクワ国際関係大学。今年も国際交流基金の助成を受けて実施された。

※ 2004年9月10日

  日本側代表団メンバー:16名。

氏名(敬称略)肩書き
日本側座長下斗米伸夫法政大学法学部教授、日本国際政治学会理事長
報道関係者幹事小田健日本経済新聞論説委員
藤本和貴夫大阪大学名誉教授、大阪経済法科大学教授
平野裕元毎日新聞常務取締役、評論家、対文協常務理事
岩下明裕北海道大学スラブ研究センタ―教授
小牧輝夫国士舘大学21世紀アジア学部教授
三瓶良一毎日新聞、編集委員
望月喜一北海道大学名誉教授
中澤孝之長岡大学教授
大野正美朝日新聞、論説委員
斎藤哲日本経済新聞社社友、日大経済学部講師
佐藤尚環日本海経済研究所経済交流部
高山智中部大学国際関係学部教授
谷口一郎読売新聞調査研究本部総務
横手慎二慶応義塾大学法学部教授
長島七穂日本対外文化協会

  会見した人々:

  L.F.シェフツォーワ・カーネギー世界平和モスクワセンター主任研究員
  A.M.ミグラニャン・改革フォンド副総裁
  A.B.ミレル・「ガスプロム」社・会長
  G.A.ヤブリンスキー・「ヤーブロコ」代表
  O.M.ポプツォフ・「TVセンター」社長
  D.B.ヴォスコボイニコフ・「インターファックス」社・第1副社長

ヤブリンスキー氏と会談 対話集会会場 大野さん

  10:00〜10:30 ロシア側座長であるMGIMO学長、ロシア国際研究学会会長のアナトーリー V.トルクノフ教授の開会の辞に続き、日本側座長の下斗米伸夫教授が「イラク戦争後のグローバル政治と日ロ関係」と題する開会のスピーチによって会議は始まった。

  ロシア側議長は、アレクサンドル V. ルーキン・MGIMO東アジア研究センター長、日本側議長は下斗米伸夫氏。

  10:30〜13:00 会議第1部:北東アジアのエネルギー協力の展望

  斎藤哲氏が「6者経済協力が急務」と題する日本側基調報告、ロシア側は、アレクサンドル V. ヴォロンツォフ・ロシア科学アカデミー東洋学研究所北朝鮮部長が「ロシアの燃料エネルギー輸出のインフラ整備の展望とアジア太平洋地域諸国市場に与えるその影響」と題して基調報告を行った。

  日本側から、佐藤尚氏が「ミクロ経済的視点からの北東アジア経済統合への一私論」を、望月喜市氏が「始まった日ロ経済関係の拡大」を述べた。ロシア側からはセルゲイG.ルジャーニンMGIMOの東洋学科教授、アレクセイ M.マステパノフ・科学エコロジー開発局副局長(「ガスプロム」社)が発言した。

  14:00〜16:30 会議第2部:6者協議:北東アジアの安定と安全保障

  小牧輝夫氏が「北朝鮮核問題と北東アジア情勢」と題した基調報告を行い、岩下明裕氏が、「中ロ間の政治的関係がアジア太平洋地域と日ロ関係に与えるインプリケーション」と題して中ロ問題を論じた。

  ロシア側は、ワレーリーI.デニーソフ・MGIMO東洋学科教授が基調演説をした。小田健氏、横手慎二氏、A.A.ピカーエフ・ロシア科学アカデミー国際経済国際関係研究所軍縮・紛争解決部長、V.F.リー・ロシア外務省国際問題研究所アジア太平洋地域センター長、A.Z.ジェービン・ロシア科学アカデミー極東研究所朝鮮研究センター長、G.F.クナッゼ・ロシア科学アカデミー国際経済国際関係研究所主任研究員等が発言し、討論した。  

  16:45〜17:45 第3部:日ロ関係 

  藤本和貴夫氏が「日ロ関係について」、大野正美氏が「日ロ関係 前提から問い直しては」と題して演説。

  ロシア側はクナッゼ氏が報告した。A.D.ボガトゥーロフ・国際関係・学術教育フォーラム長、谷口一郎氏が日ロ関係について発言した。

  (会議詳細は、日本対外文化協会ニュースレター184号、平野裕氏報告を参照)

※ 9月11日(金)

  10:30〜12:00 講演会  MGIMO 第2ホール

  MGIMOの日本語を学ぶ学生および国際関係・政治学科生80名余を対象とする講演会を行った。タチアーナ・グレーヴィチ・日本語東洋語講座主任教の司会で、藤本和貴夫氏が「日本人の露西亜観」として江戸時代からの日ロ関係を歴史的に振り返り、大野正美氏が「日本の若者のロシア観、日本の若者言葉、グロバリゼーションに対する態度」を主なテーマに講演を行い、40分ほど活発な学生たちの質疑に答え、最後に下斗米伸夫氏が締めくくって閉会した。



◇ (第1回) 会議  「北東アジアの発展と安定」

  本側は、日本対外文化協会がモスクワ特派員経験者たちによる研究会「モスクワ会」等の協力を得て主催者となり、ロシア側は、ロシアジャーナリスト同盟とロシア外務省付属・モスクワ国立国際関係大学が共催者として実施されました。

※ 2003年4月10日(木)

  スクワ国立国際関係大学の総長会議室で、総合テーマ「北東アジアの発展と安定」の下に、第1部では「イラク戦争の世界・北東アジアに与える影響」、第2部では「日ロ行動計画と日ロ関係」をめぐって今後の日ロ関係について検討した。

  本側は、下斗米伸夫・法政大学教授(日本国際政治学会理事長)が座長を、ロシア側は、朝鮮問題の権威でもあるモスクワ国立国際関係大学学長A.トルクノフ教授(ロシア国際政治学会会長)が座長を務め、国際交流基金の助成を受けて開催された。

  日本側代表団メンバー:総勢16名で、会議座長の下斗米伸夫氏(法政大学法学部教授、日本国際政治学会理事長)の他、石郷岡建(毎日新聞外信部専門編集委員)、伊東孝之(早稲田大学政経学部教授)、大野正美(朝日新聞、論説委員)、小田健(日本経済新聞、論説委員)、斎藤哲(日本経済新聞社社友)、佐藤陵一(東海大学非常勤講師)、田中和夫(NHK解説委員)、永綱憲悟(アジア大学、国際関係学部教授)、平野裕(対文協常務理事、評論家)、溝端佐登史(京都大学経済研究所教授)、陸口潤(東京・中日新聞、論説委員)、望月喜市(北海道大学名誉教授、北海道新聞情報研究所特別客員研究員)、李鍾元(立教大学法学部教授)の各氏と、対文協からは、代表団責任者として加藤順一(事務局長)、幹事として長島七穂が参加した。

日ロ・学術・報道関係者会議

  後5時半からは、大学内ホールで懇親会。

  (4月10日会議詳細は、日本対外文化協会ニュースレター168号、平野裕氏報告を参照)

※ 4月11日(金)

  スクワ国立国際関係大学の第2講堂において「ロシアを知る日本人の見たソビエト連邦とロシア連邦:連続性と非連続性」とのタイトルで講演会を開催。モスクワ国立国際関係大学、モスクワ国立大学、モスクワ外国語大学(私立)など、日本語を専攻する学生や院生が聴講した。伊東孝之・早稲田大学教授の司会により、平野裕氏、永綱憲悟氏(アジア大学教授)、田中和夫(NHK解説委員)、陸口潤(東京・中日新聞論説委員)、望月喜市(北海道大学名誉教授)が発言し、学生たちの質疑の答えた。最後に斎藤哲(日本経済新聞社友)が今回の2日間の会議の意義を語って閉会した。

日ロ・学術・報道関係者会議